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神奈川大の実践(9)国際学生寮、交流へ多彩な仕掛け

PR | 神奈川新聞 | 2022年10月26日(水) 05:00

 10月初め、国際学生寮「栗田谷アカデメイア」(横浜市神奈川区)で寮生約50人が参加する教育プログラムが実施された。グループに分かれ、これまでの自分の人生をグラフで可視化し、英語または日本語でプレゼンテーションするという内容。ある寮生が神奈川大に来た経緯や将来の夢を説明すると、他メンバーは付箋に感想や励ましの言葉を書きそれぞれ伝えていた。

自分の人生を可視化するプログラムでは、他の寮生も同じ悩みを持つことが分かった、という意見が聞かれた

目的は互いを知ること

 同学生寮にはコロナ禍の落ち着きとともに今秋になって約100人が入り、日本をはじめとしたアジア、欧州など21カ国の約150人が生活している(10月1日現在)。

 今春から、大学主催のプログラムを月1回程度運営するのは、SDGs推進など世界的な視野を持つ人材育成に取り組む教育支援団体。担当者は「寮生が増えた今回は、まず互いを知ることを目的にした。今後はそれぞれがやりたいことや、外とつながる社会人とのワークショップなどを展開したい」と説明する。

 9月の新学期に合わせイタリアから来日しプログラムに参加した大学院2年のニコラ・ベルッツィさんは「他の人のストーリーを聞くことでどんな経験をし、悩みを克服してきたのかを知ることができ感銘を受けた」と話す。

 同時期に入寮し、言語学を専攻する大学院1年の笠高駿さんは「いろいろな留学生と交流できることがプログラムのメリット。自分の人生を英語で説明することはなかったので新鮮だった。寮では留学生と交流するのが日常で、日本語と英語でコミュニケーションをとるのが楽しい」と笑顔を見せた。

建物も交流促す仕掛け

 「まちのような国際学生寮」をコンセプトに卒業生がデザインし2019年完成した新しい施設だが、建物の構造にも交流を促す仕掛けがある。

 その一つが「ポット」と呼ばれる小規模共有スペース。個室は8平方メートルとコンパクトで、1階から4階までの吹き抜け空間に、階段の踊り場が拡大したような10平方メートルほどの「ポット」が約20カ所設置されている。

 本棚が置かれたり、人工芝や畳が敷かれたりと形状はさまざまで、おしゃべりや勉強など使い方も自由。仲間同士で食事が楽しめるシェアキッチンは各階にあり、部屋から一歩出たら誰かの息づかいが感じられるつくりになっている。

 多様なバックグラウンドを持ち、言語や価値観の異なる寮生が互いを尊重し生活する包摂的なコミュニティー。交流の機会を無理なく増やすことで、それをさまざまな形で実現していくのだろう。(椿 真理)

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