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WE21ジャパン・海田理事長に聞く「自然な形で環境に貢献」

PR | 神奈川新聞 | 2022年9月1日(木) 05:00

 大量生産・消費・廃棄という従来のシステムに代わり、リユース・リサイクルを通じて地域循環型社会の実現に取り組む市民団体、認定NPO法人「WE21ジャパン」(横浜市保土ケ谷区)。県内を中心に地域ごとにリサイクルショップを運営するほか、環境だけでなく国際協力や市民同士の学びなど活動は幅広い。現在の取り組みなどについて海田祐子理事長に話を聞いた。(波多野 寿生)

現在の取り組みや今後の展望を語る海田理事長

 -設立のきっかけや仕組みを教えてください。

 元々は生協で活動していた人たちが、イギリスの先進的なリサイクルショップを視察したのをきっかけに「自分たちも取り組んでみよう」と、五つの地域でショップをスタートしたのが始まり。1998年のことです。メンバーは当初から環境に関心が高く、それぞれ頑張って活動していましたが、さらに協力の輪を広げようと、各ショップをつなぐ推進役として「WE21」が誕生しました。

 私たちの活動のキーワードは「つながる」。各ショップはNPOとして地域で活動、衣服や日用品などの寄付を募って販売します。売上金はアジアなど途上国の生活向上支援に使われるほか、報告会や交流ツアー開催などを通じて協力してくれたかたがたに還元しています。

 2021年度は、約7万8千人から物品の寄付を頂きました。買い物で約30万5千人が協力してくださり、販売総額は約2億3400万円に上りました。全体活動としても、物流拠点「エコものセンター」を運営したり、政策提言や情報発信などに取り組んだりしています。

 -現状の課題や今後の展望についてはいかがですか。

 大上段に構えず、自然な形で環境などに貢献することが大切だと思います。私たちのキャッチフレーズも「お買い物をしたら 地球のためにも ひとのためにもなっていた。(びっくり!)」です。各ショップは地域の拠点であり、人々の居場所であり、癒やしや就業訓練の場だと思っています。コロナ禍で厳しい状況が続きますが、地域活動の補完事業としてオンライン販売も始めています。

寄付された衣類や着物、食器などの日用品が並ぶ店内=WEショップほどがや・星川店

 さらに、全国の団体とも連携を進めています。数年前には「日本チャリティーショップ・ネットワーク」を立ち上げました。東京や大阪、名古屋、高松、福島などの有志団体と課題を共有できたのも大きな成果だと思います。

 -活動を通じて、伝えたい思いとは。

 服や日用品などお預かりした品々は、皆さんが思い出とともに大切にしてきたものです。私たちは、それらを次に使う人たちに伝えていく役割を担っているとも言えます。年代を問わず、そうした「つながり」をさらに広げたいと願っています。

 ◆WE21ジャパン 県内を中心に、36の地域NPOが運営するチャリティーショップ「WEショップ」48店舗を展開(2021年4月時点)。年間延べ3万4千人のボランティアが参加している。地域循環型社会を目指すリユース・リサイクルを中心に、アジアなど約20カ国の生活向上を支援する民際協力、市民が互いに学び合う機会をつくる共育(ともいく)など、活動も多岐にわたる。WE21ジャパンは全体的な活動の推進役として、政策提言や物流拠点の管理・運営、フェアトレード事業、他団体・企業・行政との連携推進などを担っている。

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