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「国際園芸博」を先取り 県立瀬谷西高、集大成に博覧会

PR | 神奈川新聞 | 2022年2月20日(日) 12:00

海軍道路沿いに植栽した花を手入れし、花がらを摘んだ=2021年12月10日(県立瀬谷西高校提供)

 神奈川県立瀬谷西高校(横浜市瀬谷区)の2年生約300人が今秋、2027年に横浜で開催される「国際園芸博覧会」を先取りした“博覧会”を企画している。地元で開かれる国際園芸博のアピールを兼ね、学校として地域の未来へつなげる試み。

 前段階として学校周辺の環境整備にも取り組んでおり、同校「最後の卒業生」たちも「多くの人に見てほしい」と手応えを感じている。

 タイトルはずばり「瀬谷西園芸博覧会」。

レガシー残したい

 横浜市役所アトリウムで今年11月、一般公開を前提に開催を予定している。市民としての自覚や責任を持ち、花や緑を通じて街の魅力アップを図るとともに、国際園芸博本番への機運醸成につなげたいと構想した。

 同校は県立高校再編に伴い、瀬谷高校の敷地・施設を活用して統合、23年度に新たな学校となる。このため、瀬谷西のレガシー(遺産)を地域に残したいと、生徒たちはSDGsへの学びやビーチクリーンなどの実践活動を通じ、社会課題への理解を深めるとともに、食品ロスなど16のテーマに分かれて学習に取り組んできた。その成果は7月にお披露目される予定。

 これらの“総仕上げ”となるのが、旧上瀬谷通信施設で開催される国際園芸博をモチーフにした企画。小林幸宏校長は「開校から44年。お世話になった地域への恩返し、締めくくりにもふさわしい。同校での学びの集大成にしてほしい」と期待を寄せる。

「思い伝える場」

瀬谷駅前に植栽した花を植え替える生徒たち=2022年1月28日(県立瀬谷西高校提供)

 すでに生徒たちは昨年10月、よこはま動物園ズーラシアに隣接する「里山ガーデン」から譲られたペンタスなどの花を相鉄線瀬谷駅やJA横浜前に植栽。同11月には「フラワーロードプロジェクト」と題し、通学路になっている海軍道路のうち約1・5キロにわたり市内産のパンジーやノースポールなど約2200株を植えたほか、市立上瀬谷小学校の児童とともに同通信施設の原っぱに花の種をまくなど、さまざまな試みに挑戦している。原っぱは今春一般公開されるという。

 また、国際園芸博自体を学ぼうと、予定地を見学したり横浜市の担当者を招いた講演会なども開いたりしてきた。活動に賛同した県や市、企業、商店街、自治会、JA横浜-など多くの団体も協力している。

 具体的内容は今後詰めていくが、生徒が取り組む16のテーマをパビリオンに見立てたブースで展開する-などのアイデアも出ているという。指導を担当する黒崎洋介、守屋智貴両教諭は「生徒の思いを伝える場。こうした取り組みを通じ、生徒たちは自己肯定感を高めてほしい」と話す。

 SDGsプロジェクト中心メンバーの古賀健太さん(17)と柏倉颯月さん(16)は「瀬谷西高のレガシーを園芸博覧会に継承させたい」と意気込んでいる。(波多野 寿生)

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