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横浜・新子安で進む小学校跡地開発
地域課題を解決、新時代のマンション開発とは

PR | 神奈川新聞 | 2020年9月7日(月) 06:00

 小学校跡地に街のシンボルとなるマンションを―。ファミリー層の流入が進み、活気が増す横浜・新子安地区。2018年に、地域の学び舎・子安小学校がよりよい教育環境を確保するため、近隣に移転した。その跡地の開発に、横浜とも縁深い三菱地所レジデンスが取り組んでいる。駅至近の「穴場」とも言うべき良好な立地。保育所を併設し、行政から「地域子育て応援マンション」のお墨付きを得たほか、歩行者デッキや緑を配置した広場など、周辺住民にも役立つ施設を整備する。プロジェクトへの、新子安への事業者の思いとは。そして、これからの時代に求められるマンション開発のあり方とは。浮かび上がるキーワードは「地域課題の解決」だ。

歴史ある学びやの記憶を継承

 横浜駅まで2駅6分、東京駅まで約25分。交通至便なベッドタウンとして知られる新子安地区。閑静な住宅地の入り口に当たる駅からほど近い一角で、マンション開発プロジェクトが進む。「街の記憶を受け継いだ、新子安らしいものにしたい」。三菱地所レジデンスの担当者・後藤夢乃さんは、こう語る。

 計画地は、2年前に移転した市立子安小学校の跡地だ。同小は、明治政府による学制発布翌年、1873年に開校したという長い歴史を持つ。1926年から1世紀近く、地域住民をつなぐ中核としてこの場所に校舎を置いていた。2018年4月、より広い校舎を確保するため約150㍍離れた場所に移った。

1980年の子安小の様子

 近隣住民の長年の思い出が染みついた地で進むマンション開発計画は、地上10階建て、総戸数は180戸で、2022年3月の完成を目指している。「地元での注目度の高さも実感している。多くの人を育てた子安小の記憶を継承したい」と後藤さん。同小校舎の白色、丘陵部の木のぬくもりを感じさせる茶色、漁師町の歴史を今に伝える浜辺のクリーム色。これらの色をデザインにふんだんに取り入れたのも、こうした思いからだ。

保育所や歩行者デッキ、地域に開かれた広場も

 プロジェクトの大きな特徴は、周辺住民や街全体へのさまざまな配慮だ。近隣での保育ニーズの高まりに応えて、マンション外からも通える保育所を整備。横浜市から「地域子育て応援マンション」の認定を得た。

 さらに市の要望を受け、駅から計画地や現在の子安小方面に続く歩行者デッキを一部延長。駅からマンションに直結する同デッキには、誰でも使えるエレベーターや階段も新設する。こうした整備を事業者負担で行うケースはあまりないというが、「地元からの要請で、バリアフリー化や周辺の歩行環境の改善に取り組んだ」(後藤さん)。

新子安駅徒歩3分に誕生する「ザ・パークハウス横浜新子安フロント」完成予想CG(三菱地所レジデンス提供)

 災害時の避難場所としても使える、地域に開かれた公開空地も確保。敷地を囲むように、緑いっぱいの遊歩道も設ける。こうした近隣住民への配慮もあって「横浜市市街地環境設計制度」の許可を取得し、建物の高さ制限緩和を受けることになった。「地域と事業者、双方にメリットのある取り組みにすることができた」と手応えを語る。

 新子安という街に溶け込み、貢献していく姿勢は、一朝一夕のものではない。後藤さんは「10年以上前から、地域との関わりを大切にしてきた」と説明する。地元住民らによる「新子安まちづくり推進委員会」に設立当初から参画。街を知り、意見交換を重ねながら開発を続けてきた。毎月行われる清掃活動にも参加。後藤さん自身も2017年から、その輪に加わっている。「防災訓練への参加を踏まえて活発な意見交換がなされるなど、地元の人がまちづくりに積極的だと感じる。今回の計画も、地域になじむマンションとなるよう、さまざまな意見を取り入れてきた。街全体の快適な生活に貢献したい」と話す。

「他のエリアにも広まってほしい」

 地域の役に立つマンションづくりに挑戦するプロジェクトを、行政も歓迎している。横浜市住宅政策課の松本光司課長は、「多様化する住まいへのニーズに対応し、まちづくりに配慮された計画」と受け止めている。

プロジェクトへの評価などについて語る横浜市の松本課長(左)

 子育て世帯に配慮した「地域子育て応援マンション」のみならず、高齢者支援や防災対策が充実した住宅の普及を見据える横浜市。今回の計画について、行政との事前相談などを踏まえ、地元の要望を受けて保育所整備などに取り組んでいる点を評価する。その上で、「マンションに地域の課題を解決できるような施設・機能を併設できれば、街がよりよくなっていく。横浜全体のまちづくりのためにも、こうしたプロジェクトが他のエリアにも広がっていけば良い」と松本課長。地域と事業者と居住者。それぞれにメリットがある取り組みが増えることを期待している。

マンション開発で街が変わる

 言うまでもなく事業者自身も、この取り組みを新しい時代のマンション開発のモデルにしたいと意気込んでいる。これまで新子安に根差し、まちづくりに関わってきたという自負。今回の計画を、その集大成と捉えている。

「事業者として地域に踏み込み、関わっていくことができれば、よりよい開発になる。他の計画でも、こうした動きが広がっていってほしい」と後藤さん。「まちづくりにおいては、行政が全てのことを担うわけにはいかない。事業者が可能な範囲の取り組みを行えば、周辺住民にも行政にもメリットがある。その積み重ねで、街が変わっていくのだと思う」

開発計画の特徴や、そこに込められた思いを語る三菱地所レジデンスの後藤さん

 1世紀近くの間、新子安という地の中核だった小学校跡地はいま、住宅街の入り口に建つ新時代のマンションに生まれ変わろうとしている。完成の暁に居住者と地域住民が交差する、新たな新子安のシンボルとなることを願って―。

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