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金正日総書記死去:小泉元首相、問題解決せぬまま「残念」

社会 | 神奈川新聞 | 2011年12月20日(火) 00:12

北朝鮮の金正日総書記死去について、報道陣の取材に応じる小泉純一郎元首相=都内
北朝鮮の金正日総書記死去について、報道陣の取材に応じる小泉純一郎元首相=都内

2002、04年に訪朝し、金正日総書記と2度の日朝首脳会談を行った小泉純一郎元首相は19日、金総書記の死去を受けて都内で記者団の取材に応じ、「(金総書記が)元気なうちに、拉致や核、ミサイルの問題などを解決し、国交正常化への道筋をつけたいと思っていた。大変残念だ。心から哀悼の意を表したい」などと語った。

北朝鮮の今後については、「誰が最高権力者になるか分からないが、誰がなっても大変な時期だと思う」とした上で、「だからこそ北朝鮮も大きく変わり、核開発を放棄し、拉致問題を解決し、国際社会の中に入ってほしい」と求めた。

金総書記は小泉氏との首脳会談で、初めて日本人拉致を認め、謝罪した。会談を通じた金総書記の印象は、「独裁者とか、暗いというイメージはなかった。明るく、率直にものを言い、原稿もそんなに見ずに、自分の意見を言っていた。快活な感じを受けた」。

交渉相手としては、「私と会談をする意向を固めた時点で日朝国交正常化への期待があったと思う。米朝関係を最も重視しているが、そのためにも日朝関係は重要だという認識はあったと私は感じた」と述べた。

拉致問題は02年10月に被害者5人が帰国したが、その後は大きな進展がない。その理由について、「(互いに)不信感がある。日本も北朝鮮の情報を信じない。北朝鮮もどこまでいったら日本国民が納得するか瀬踏みが難しいのではないか」と推定。「道のりは長いと思うが、指導者が代わるので、大きく変わるチャンスだと思い、国際社会の意見を尊重してほしい」と語った。

今後の日本政府の対応としては、「与野党関係なく未来志向で、拉致問題、核開発放棄に共通してあたるべきだ。対話と圧力、その方針は変える必要ない」と語った。

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