海上自衛隊横須賀地方総監部は８日、護衛艦隊司令部所属の男性１等海尉（41）を懲戒免職処分にした、と発表した。
同総監部によると、１等海尉は護衛艦「はるさめ」に所属していた２０１０年10月、勤務成績が優秀な「特優者」であると偽り、同年12月期の勤勉手当を受ける際に特優者に支給される上乗せ分の現金約９万７千円をだまし取った。
１等海尉は特優者の一覧が記された名簿に自分の名前を追記し、上級司令部に提出したという。
だまし取った現金は国庫に返納済みで、１等海尉は「日ごろから頑張っているのに正当な評価を受けていないことに納得がいかず自分の名前を追加した」と話しているという。
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