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思い出に彩りを、被災地へ手作り写真立て贈り続ける/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2011年11月30日(水) 14:08

福井さん(前列中央)の指導で、フォトフレームの製作を手掛けた「太陽の会」メンバーら
福井さん(前列中央)の指導で、フォトフレームの製作を手掛けた「太陽の会」メンバーら

がれきの中からアルバムを探し出す被災者の姿が、目に焼き付いたという。思い出が詰まった大切な写真を、きれいな形で飾ってほしい―。そう願った横浜・川崎の市民3人が、手作りのフォトフレーム(写真立て)を東日本大震災の被災地へ贈る活動を続けている。かけがえのない“宝物”に彩りを添え、被災者を勇気づける試みだ。

活動に取り組んでいるのは、福井満知子さん=横浜市港北区=、中川弥奈子さん=同=、菱沼久美子さん=川崎市幸区=の3人。福井さんと中川さんは姉妹で、菱沼さんと福井さんは高校の同級生という。

「私たちにも何かできないだろうか」。3人が動きだしたのは震災直後。ニュースを見て写真立てを現地に贈ることを思いつき、4月に「ハートフルフラワー事務局」を立ち上げた。

写真立ては木製で、Lサイズ写真が収まる大きさ。福井さんがプリザーブドフラワーを使ったアレンジメントフラワー教室を主宰していることもあり、プリザーブドフラワーやリーフ、リボンで装飾するデザインを考案した。

作り手となるのは市民ボランティアで、求めに応じて3人が製作教室を開催。材料費として2千円を参加者に負担してもらい、完成した写真立ては事務局で預かり、被災地へ一括して贈るシステムとした。

8月には福井さんらが宮城県を訪問し、完成した45個の写真立てを同県PTA連合会に寄贈。連合会を通じて、震災で子どもを亡くした保護者を中心に手渡してもらうことになった。

宮城県内では大勢の子どもが犠牲になっており、少しでも多くの保護者に届けることが福井さんらの当面の目標だ。11月24日には川崎市幸区内で、手話サークル「太陽の会」のメンバー約10人が参加し、製作教室を開いた。クリスマス前後には、第2弾として30個ほどを寄贈する予定という。

福井さんは「今後も活動の輪を広げ、被災地に思いを寄せ続けたい」と意欲を語る。県内ならばどこでも出張して製作教室を開くことは可能で、菱沼さんは「費用を払って、加工を事務局に委託する形で参加する人もいます。多くの人にご協力いただければ」と呼び掛けている。

問い合わせは、同事務局電話050(8880)0251。

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