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福島の中学生が避難越えて再会、半年ぶりに鎌倉などで/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2011年11月9日(水) 15:47

震災の影響で修学旅行に行かれなかった子どもたちを神奈川に招待する「輝(き)望(ぼう)プロジェクト」(運営事務局・神奈川新聞社、神奈川県教育委員会など)が、10月から行われている。実施第1号は、福島県の広野町立広野中学校。東京電力福島第1原発事故の放射線避難により半年あまり離ればなれになったが、「広野中の灯を絶やさない」という思いをこの旅行に込めていた。

広野中の3年生11人を含む生徒18人と教員6人が10月30日、日帰りで神奈川を訪れた。北鎌倉駅から円覚寺や銭洗弁財天、長谷寺、鎌倉大仏へ。その後横浜へ移動し、元町や中華街を見て回った。

高知県に避難していた3年生の金子沙矢さん(14)は、「最初、土佐方言の意味が分からなくて緊張していました。広野中に戻れてほっとした」という。小町通りのお土産店では、再会できた仲間と楽しそうに、高知の友達に贈るキーホルダーを探していた。

3月11日の東日本大震災と福島原発事故により、町は緊急時避難準備区域に指定された。震災前230人いた同校の生徒は、放射線への不安から町を離れざるを得なかった。

9月末に指定が解除され、10月3日には隣接するいわき市の市立中学校の敷地内で広野中学校を再開した。これまでに戻ってきた生徒はわずか23人。多くは避難先の学校に残る。吉田隆見校長は「再開できたことに意味がある。広野中の灯を消さないためです」と声を震わせる。輝望プロジェクトは「被災地の子どもに修学旅行を」をテーマに企業・団体・個人から協賛金を募り実施している。今月16日には宮城県の石巻市立鹿又小学校の6年生約40人が、2泊3日で県内を訪れる予定。

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