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大きな穴が開いた日章旗を掲揚 国の機関が入居する横浜第2港湾合同庁舎

社会 | 神奈川新聞 | 2017年3月7日(火) 20:24

大きな穴が開いた国旗を掲げ続けている横浜第2港湾合同庁舎=横浜市中区
大きな穴が開いた国旗を掲げ続けている横浜第2港湾合同庁舎=横浜市中区

 国の機関が入居する横浜第2港湾合同庁舎(横浜市中区)に、真ん中が裂けて大きな穴が開いた日章旗が掲げられている。新しい旗がすぐに調達できないためという。掲げ続けるうちに穴が次第に大きくなっており、余りのみすぼらしさに、外国人観光客や市民らがあきれ、驚いている。

 同庁舎は「日米和親条約」の調印の場として知られる開港記念広場の近くに位置し、海の玄関口・横浜港大さん橋国際客船ターミナルの入り口に当たる。破れた日章旗は、国旗掲揚ポールに高々と掲げられている。破れた理由はよく分からないという。

 施設の担当者によると、新しい日章旗は調達中とのこと。代わりが入手できず、やむなく穴の開いたまま掲揚を続けている。

 庁舎には横浜検疫所や横浜地方検察庁分室、東京入国管理局横浜支局分室、関東経済産業局横浜通商事務所が入居しており、多くの職員が勤務している。

 大さん橋から歩いてきた外国人のカップルはこの日章旗を見て衝撃を受けた様子。庁舎を訪れた男性は「国の機関であるのに、大きく裂けた国旗を掲げている理由が分からない。日本開港の地という象徴的な場所に掲げられた国旗だけに残念でならない」と、あきれた様子で話した。

 
 

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