1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 民の力で国際協力、厚木商業高が商業研究発表県大会で初優勝/神奈川

民の力で国際協力、厚木商業高が商業研究発表県大会で初優勝/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2011年9月21日(水) 22:15

初優勝を飾った厚木商業高のメンバー=厚木商高
初優勝を飾った厚木商業高のメンバー=厚木商高

子どもの未来のため、私たちにできる国際協力とは―。商業課程の高校生が日頃の研究の成果を競う生徒商業研究発表県大会で、県立厚木商業高校(厚木市王子、風間弘校長)が初優勝した。

ことしで5回目となる大会は、単独商業高校や商業課程を持つ高校など9校が参加。厚木商は、商業科の勝山光仁教諭(27)の授業を受けていた国際経済、情報処理、商業の3科の3年生9人がスカウトされて挑戦した。

研究は「ソーシャル・ビジネスが創る新しい日本!新しい世界!」と題し、4カ月ほどかけた。社会問題の根本原因を貧困と指摘。その解決方法として、社会的課題について利益を追求しながら解決する民間手法「ソーシャル・ビジネス」を主張している。

まず、貧困解消に向けた国や企業、NPO法人などの支援を紹介。いずれも財源不足による持続性を問題点に挙げ、持続可能な支援方法としてソーシャル・ビジネスに行き着いた。100社の企業分析を行い、貧困地域に雇用と利益などを生み出す日本ポリグルやユニクロなどの取り組みを紹介している。

さらに進んで、この方法を広めようと教科書に掲載されるよう出版社にプレゼンテーションを行い、この研究の第一人者の大学教授に協力を求めるなどした。

大会は研究内容50点、報告書の完成度10点、研究発表20点、総合評価20点で採点される。地域密着型商業や国際交流など、さまざまな研究発表がされたが、厚木商が1位を獲得できた。渡辺悠君は「1番目の発表だったけど、プレゼン評価と着目点、行動力がよかったのかもしれない」と分析する。

研究は21世紀における日本の役割を「世界を変えるリーダーになること」と結んでいる。大貫優香さんは「最貧国はすごい状況。賞が取れなくても学んだことを知ってもらいたかった」と研究の成果を述べた。

全国大会は11月16日に広島で行われる。現在は貧困国の現場を知ろうと、支援活動などを行う数社にインターンシップ(就業体験)を申し入れているという。今回の研究に深みを増して臨むつもりだ。

【】

厚木商業高校に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング