
川崎市多摩区に3日オープンする市藤子・F・不二雄ミュージアムを記念して、区内にキャンパスがある3大学の学生がフォトモザイクを完成させた。
作製したのは、明治、専修、日本女子大の学生がイベントなどで交流を深める目的で立ち上げた団体「学生コンソーシアムたま」。ドラえもんなど藤子キャラクターが描かれた、市のミュージアム広報用イラストを写真で表現するフォトモザイクをパソコンの製作ソフトで作り、A1サイズのポスターを発行した。
写真は5月上旬からチラシや「たま」のホームページで学生や区民に募集を呼び掛け、3カ月で1万290枚が集まった。そのうち、青色は海や空の写真など、デザインに合った色のものを5千枚以上使用。生田緑地や多摩川沿いといった区内の風景のほか、同区のイベントで小学生がドラえもんを描いた絵の写真も素材にしている。
代表を務める明治大学4年の中村勇太さん(21)は「多摩区の魅力や学生の活動などがポスター1枚に凝縮されている。ぜひ見てほしい」と話している。ポスターは40枚発行。区内のイベントや学園祭などで掲示する予定。
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