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広告3割が6年以上空白 横浜市営地下鉄、利用転換も検討

社会 | 神奈川新聞 | 2017年3月3日(金) 02:00

24カ所のうち20カ所が利用されていない上大岡駅の広告看板 =2日、横浜市港南区
24カ所のうち20カ所が利用されていない上大岡駅の広告看板 =2日、横浜市港南区

 横浜市営地下鉄の駅構内に設置された広告看板のうち、6年以上利用されていないものが3割を超えることが2日、分かった。現在利用中のものは半数に満たない。市交通局はデジタルサイネージの増設など広告販売促進の強化に努める一方、長期間空いた広告枠には同局の事業PRなどへの利用転換も検討する。

 同日開かれた市会予算特別委員会で大山正治氏(民進党)の質問に答えた。

 同局によると、市営地下鉄全40駅の線路内などに設置された広告看板から、広告代理店が年間契約したものを除く895カ所のうち、未利用は半数を超える489カ所。未利用の期間別では、6年以上は285カ所(全体の約32%)に上り、3年未満が116カ所(約13%)、3年以上6年未満が88カ所(約10%)。

 同局は昨年、広告料金を割り引くなどの対策を打ち280万円増収したが、毎年の広告看板収入は約1億5千万円前後で推移している。

 大山氏は「6年以上稼働していない広告看板は考え方を整理し、有効な活用方法を迅速に考えるべき」と要望。加賀生雄局長は「広告代理店と知恵を出しながら販売促進策の強化を検討する。各区局と連携したPRなども考える」と答えた。

 
 

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