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広がるヤマビルの生息域、吸血被害で初の住民研修会や駆除対策/秦野

社会 | 神奈川新聞 | 2011年8月4日(木) 19:58

丹沢登山の玄関口に設置された、ヤマビル駆除用の塩=県立秦野戸川公園休憩所
丹沢登山の玄関口に設置された、ヤマビル駆除用の塩=県立秦野戸川公園休憩所

秦野市の里山地域で、ヤマビルの生息域が広範囲に及んでいる。農作業の際に吸血被害を受けたりしているため、生態などを学ぶ研修会が7月下旬に初実施された。また、登山道周辺でも生息が確認されており、同市は丹沢入り口の休憩施設に駆除用の塩を設置。今後は研修会とともに草刈りや落ち葉かきなどの対策を実施することにしている。

市はヤマビルが活動を始める5月から、里山や登山道周辺で生息数調査を行っている。「5分間ヒトおとり法」と呼ばれる手法で、調査員が立った3平方メートルの範囲で5分間に集まる個体数を調べる。数地点で調査し平均を出すが、1・0未満は「少ない」とされ、1・0以上10・0未満は「やや多い」、10・0以上は「きわめて多い」とされる。

それによると、県立秦野戸川公園から約1キロの戸川林道での6・5を最高に、同市蓑毛の柏木林道と同市菩提の竜神の泉付近が2・6、同市堀西の西山林道が2・2などとなっている。

生息が多い同市北地域では、自治会などが主催して7月25日に初の住民研修会が行われた。ヤマビル研究会の谷重和代表が生態や対策などを説明したが、参加した40人のうち、3分の1が「被害にあった」と答えていた。

登山道周辺でも被害が出ている。表丹沢登山の玄関口にある県立秦野戸川公園では、4月から毎月のようにハイカーらから「吸われた」との報告が寄せられているという。このため、市などは同公園の休憩所に駆除用の塩を置き、登山者やハイカーに使用を呼び掛けている。

市はさらに、塩の設置を山小屋組合などに拡大する予定で、樹木の伐採や草刈り、落ち葉かきなどの環境整備を進めるとともに、看板やホームページでの注意喚起にも力を入れる。

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