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東日本大震災:にぎわい取り戻せ、横浜の関係者が提案の「おながわ復幸市」開催/宮城県女川市

社会 | 神奈川新聞 | 2011年5月7日(土) 00:27

横浜市内の市場関係者らも参加し、大勢の地元住民らでにぎわった復幸市=4日、宮城県女川町
横浜市内の市場関係者らも参加し、大勢の地元住民らでにぎわった復幸市=4日、宮城県女川町

東日本大震災の被災地、宮城県女川町で4日、地元商工業者らが復興への願いを込めた青空市「おながわ復幸市」が開かれた。全国から日用品や食材が集められ、町は久しぶりの活況を呈した。横浜市内からも市場関係者や市民が駆け付け、買い物客に威勢のいい掛け声を響かせた。

「復幸市」は、商売のにぎわいを取り戻し、復興への足掛かりにしたいとの考えから、地元商工団体や漁業団体などでつくる「女川町復興連絡協議会」が主催。町内外に出店を呼び掛けた結果、約20団体が参加した。

横浜市中央卸売市場南部市場(同市金沢区)の食品関連業者でつくる協同組合「南部市場共栄会」に対しても、被災地に支援物資を届けていた縁で声が掛かった。

共栄会の関係者ら23人は4トントラック1台を含めた計5台のワゴン車などに分乗して到着。会場では真空パックのカツオやサンマなどの干物、調味料、牛乳などを格安で販売したほか、一般の人や同業者から寄せられた青果物や衣料品なども無料で提供した。共栄会の和田實理事長は「形は変わるだろうが、まだまだ支援は必要。活動の輪をもっと広げていきたい」と話していた。

青空市の発案者の一人は、横浜市西区在住の高橋佳町さん。母親の実家が女川町で同町に親類が暮らす関係で、震災後に訪れ、高齢者が買い物に不自由している窮状や、復興への動きが進まない現状を聞き、「まずは小さくてもいいから、屋外で市場を催しては」と女川町商工会青年部のメンバーに提案したことが開催につながった。高橋さんは「今回のイベントで、自信をつかんでくれれば」と期待していた。

復興連絡協議会の阿部喜英さんは「多くの協力者のおかげで、復興への一歩を踏み出すことができた。手応えを感じた。地元商売への活性化につなげていきたい」と話していた。

女川町によると、町は最大18メートルの津波に襲われて、5月5日現在、町内住民だけで339人が死亡、692人がいまだに行方不明という。

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