箱根ホテル小涌園(箱根町二ノ平)の庭園で14日、「しだれ桜」の写生会があり、地元の園児49人が招待された。毎春恒例の行事で16回目になる。
しだれ桜は約1万6千平方メートルと広大な庭園のシンボル。町内の保育園が遠足で訪れたのをきっかけに、写生会が始まったという。
この日参加したのは、宮城野保育園と仙石原幼児学園の子どもたち。例年より1週間ほど開花が遅れ、ようやく八分咲きとなった桜を、八つ切りの画用紙にクレヨンと絵の具で思い思いに描ききった。
仙石原幼児学園の女児(5)は、完成した絵を大事そうに抱えて「ピンクのところを上手にかけた」と笑顔を見せた。
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