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横須賀市教委が小学校に学習ルーム開設、放課後に個別指導で学力向上へ/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2011年2月16日(水) 11:01

横須賀市教育委員会は2011年度から、学校の授業についていくことが困難な児童を対象に、放課後に補習や個別指導を行う学習ルームを開設する。児童のペースに合わせた指導を行うことで小学校段階からの学習習慣を身に付けさせ、基礎学力の定着を図るとともに、不登校の解消も目指す。11年度の当初予算案に「学力向上事業」として2400万円を計上した。同市教委によると、こうした学習ルームの設置は県内初の試みという。

市内に47校ある市立小学校のうち、希望する学校で週に1回、年35回の計画で実施。曜日や時間、対象学年は各学校ごとに異なる。同市教委から派遣された非常勤講師「サポートティーチャー」が教材などを使いながら学習に課題のある児童の指導に当たる。サポートティーチャーのほか、指導に協力するボランティアも各校が地域で募る。早ければ4月下旬からスタートする学校もあるという。

同市教委は学習指導要領の改定に伴い、2年ほど前から児童の学力向上に向けた取り組みを再検討。その過程で、学習面でついていけないことが不登校の原因になっているケースもあることなどから、全体の学力向上とは別に、学習が困難な児童に学ぶ楽しさや意欲を身に付けてもらうことが早急な課題として浮かび上がった。09年度の市内の不登校児童数は113人。全児童数に占める割合は約0・5%で、全国平均(約0・3%)の約1・6倍。学習ルームで児童の学習への不安を解消し、不登校児童数の減少を目指す。

また、開設の背景には、学校現場で担任教諭が日々の業務に追われ、児童一人一人に対するケアが行き届いていない現状がある。授業になかなかついていけない児童に対するきめ細かな指導が課題になっていた。

サポートティーチャーは全員が小学校の教員免許取得者で、教員経験のある退職者が中心。同市教委は「サポートティーチャーと学校でしっかり連携を取って児童の課題を把握し、その子に寄り添った学習指導を行う。児童たちが学ぶ意欲を高められる場にしたい」としている。

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