
開成町の開成小学校と開成南小を10日、神奈川工科大(厚木市)で情報処理などを学ぶ留学生が訪れた。アフリカのコートジボワールをはじめ、中東のサウジアラビア、中国や韓国、台湾の5人。それぞれ母国の文化などを紹介し、児童と一緒に給食を食べて交流を深めた。
開成小にはサウジ出身で同大1年のアルブラディ・クデルさん(21)ら3人が訪問。民族衣装姿のアルブラディさんは5年生の教室で「国土の大半が砂漠。僕のふるさとは1年間に2、3回しか雨が降らない。石油が発見されたことで経済的に急速に発展している」と写真を示しながら説明した。
「イスラムの人々は1日に5回お祈りしている」とアルブラディさん。「最新型の携帯電話で(お祈りをする)メッカの方角を調べている」と話すと児童は驚いていた。
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