地場で育てた大豆の収穫に感謝する春のイベント「立春大吉 大豆収穫祭」が5日、横浜市中区の横浜メディア・ビジネスセンターで開かれた。tvk(テレビ神奈川)とNPO法人「大豆100粒運動を支える会」の主催で、今年で5回目。約700人が来場した。
大豆の栽培、収穫などを通じ、子どもたちに食や命の尊さを感じてもらう食育活動「大豆100粒運動」の一環。同運動は2004年から長野県で始まり、地場の大豆復興も目指している。県内では本年度、小中学校中心に103校6千人が運動に参加した。
ステージイベントでは横浜市立下郷小学校の児童が大豆づくりで学んだことや思い出を歌やダンスで発表した。平塚市出身のフォークシンガー・テミヤンさんは同運動の応援ソング「だ・い・じ・な・だ・い・ず」を熱唱。宮坂醸造(東京都)の社員が大豆からみそが出来るまでの行程を紙芝居で披露した。
子どもたちの大豆栽培記録や感想画を多数展示したほか、運動に賛同する企業・団体約20社が物販ブースを出店。県産の大豆「津久井在来」を使った豆腐やクッキーを買い求める来場者の姿が目立った。
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