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義父の心を美でリレー、洋画家の村田親子の作品展/鎌倉

社会 | 神奈川新聞 | 2011年1月5日(水) 21:40

「ザビエルの宣教」など、キリスト教にまつわる油絵などが展示されている=鎌倉生涯学習センターギャラリー
「ザビエルの宣教」など、キリスト教にまつわる油絵などが展示されている=鎌倉生涯学習センターギャラリー

鎌倉在住の洋画家、村田佳代子さん(66)の作品と、その義父で県立近代美術館の初代館長を務めた村田良策さん=1970年没=の足跡を紹介する「『美』のリレー 村田良策から佳代子へ」が5日、鎌倉生涯学習センター(鎌倉市小町)のギャラリーで始まった。市教育委員会の主催で10日まで。

佳代子さんは良策さんの下で美学美術を学び、キリスト教の歴史をメーンテーマに、油絵などの作品を手掛けてきた。中でも、日本のキリスト教信者を描こうという思いから、踏み絵を前にしてさまざまに苦悩する隠れキリシタンの作品などを制作、会場で多くが紹介されている。

その他にも、幼少時の娘や鎌倉の風景を描いた油絵なども展示。また、良策さんに知人らが贈った絵や交わした手紙など、良策さんの足跡を示す資料なども。資料などを長らく保存し、100点を超える展示物をコンセプトを持って配置するなど、美術館の機能を意識して企画したという。

「使命感を持ち、絵を仕事として描いてこそプロだ、絵でしか表現できないことを描くなど、義父からは多くのことを学んできました」。義父からの“リレー”を、佳代子さんはこう話している。午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。入場無料。問い合わせは同センターギャラリー電話0467(25)2030。

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