1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. ウサギに愛情注ぎ込む飼育員、家族のように接し続け/川崎・夢見ケ崎動物公園

ウサギに愛情注ぎ込む飼育員、家族のように接し続け/川崎・夢見ケ崎動物公園

社会 | 神奈川新聞 | 2010年12月31日(金) 21:52

「名前を呼びながら話し掛けてあげるのが大切」と話す斉藤さん=幸区の夢見ケ崎動物公園
「名前を呼びながら話し掛けてあげるのが大切」と話す斉藤さん=幸区の夢見ケ崎動物公園

ウサギを愛してやまない男性が川崎市夢見ケ崎動物公園(同市幸区)にいる。職員の斉藤健一郎さん(47)。同公園のウサギの飼育担当者として自宅でも2匹飼っており、自らの干支(えと)はうさぎ。そろった“三拍子”に「僕ほど好きな人もいないのでは」と笑う。

最初の出会いは小学生のとき。近所で飼っている家があり、毎日タンポポの葉を手に通った。童話「ウサギとカメ」に登場するウサギは、足が速くてせっかちな性格として描かれているが「実は穏やかでマイペース。のんびり屋の僕と似ていた」。1991年に公園の飼育担当になった。

ショックな出来事があっったのは5年前。朝出勤すると、園内の所々に子ウサギが捨てられていた。一度に5匹。本来は動物愛護センターに引き取ってもらうが、事態を重く見た公園は啓発の意味を込めて一般展示を決めた。数日後、ある家族が「面倒を見たい」と来園。話し合いの結果、3匹は家族の元へ、2匹は斉藤さんの家で暮らすことになった。

災い転じて始まったウサギとの生活。「けんた」と「まり」と名付けた2匹は、家族同様の存在だ。

「ウサギにも心がある。思いを伝えることが必要」と斉藤さん。出勤前と帰宅後の1日2回、名前を呼びながら胸に抱く。不思議と自身も癒やされるという。

2011年は主役。「かわいい姿をぜひ公園に見に来てほしい。僕は、年男としてウサギたちに負けない活躍をしたい」

【】

動物愛護センターに関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング