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無罪主張の被告に猶予判決の一方、検察側に裁判長苦言/横浜地裁

社会 | 神奈川新聞 | 2010年12月22日(水) 23:51

ミニバイクの2人乗り事故で同乗者に後遺症を伴う重傷を負わせたとして、業務上過失傷害罪に問われたが、無罪主張していた藤沢市の男(23)=事件当時は未成年=の判決で、横浜地裁(久我泰博裁判長)は22日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を宣告する一方、付言で「弁護活動の阻害は否めず、遺憾」と検察側に苦言を呈した。

男は2006年に一度は不起訴処分となったが、検察審査会の審査開始後に横浜地検が再捜査して08年に起訴。目撃証言など直接証拠がなく、検察側は事故痕跡などの状況証拠や、起訴後の補充捜査で作成された交通事故専門家の鑑定書などで有罪を主張した。このような地検の方針転換について「証拠不十分のまま起訴した」とする弁護側に対し、久我裁判長は「検察側の起訴は適法」とした。

その上で「(起訴後に)公判前整理手続きが始まってから約1年間が経過してから、検察側は鑑定を嘱託し、鑑定書を立証の柱に据えた。それまでの弁護側の公判準備活動が阻害された側面は否定できず遺憾である」と付言した。

判決は「被告が運転という鑑定書の信用性は十分」と認定し、「負傷男性が運転した」とする無罪主張を退けた。判決によると、03年12月6日未明、16歳だった男は鎌倉市内の国道134号でミニバイクを運転し、道路脇の縁石に接触。同乗者の少年(15)は左足を道路脇の鉄製支柱にぶつけてバイクから落下し、高次脳機能障害が残った。

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