インターネットのオンラインゲームに、他人のIDやパスワードなどを使って接続したとして、川崎区検は14日、不正アクセス禁止法違反罪で、川崎市川崎区、会社員の男(29)を略式起訴し、川崎簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、男は4月4日から6月26日までの間、東京都足立区の医療事務員の女(39)=起訴猶予=と共謀して、29回にわたって、藤沢市の男性(18)ら9人のパスワードなどを使って、オンラインゲームに不正に接続した、としている。
区検幹部は「同種自案と比較し、判断した。共謀者は関与の具合が低いことから起訴猶予とした」と処分理由を説明した。
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