17日午前1時10分ごろ、川崎市多摩区長尾7丁目の東名高速上り線で、オートバイを運転していた女性が乗用車に追突して転倒、後続の5台に次々とひかれて死亡した。県警高速隊は女性の身元や事故原因を調べるとともに、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いもあるとみて、後続の運転手から事情を聴いている。
同隊によると、女性は東京都内に住む20代とみられ、1人で第1通行帯を走行していた。事故当時、台風7号の影響で激しい雨が降っていた。
現場は東京インターチェンジ(IC)から約4キロ地点で片側3車線の緩やかな下り坂。上り線は横浜青葉IC-東京IC間で午前7時35分から約2時間50分にわたり通行止めとなった。