
2020年の東京五輪開催を契機に市内のスポーツ振興を図ろうと、横浜市役所(同市中区)1階市民広間に、過去の五輪で日本選手が獲得した金メダルなどが展示されている。10日まで。12日から17日までは「2016全日本ジュニア体操競技選手権大会」が開催される横浜文化体育館(同区)1階フロアに展示する予定。
市スポーツ振興課によると、同大会に合わせて体操競技のメダルを展示。1956年のメルボルン五輪で小野喬さん(85)が獲得した鉄棒の金メダルや、60年のローマ五輪で故・相原信行さん(享年78)が獲得した徒手の金メダルがある。
現在開催中のリオデジャネイロ五輪や4年後の東京五輪での活躍が期待される白井健三選手(19)が、昨年の世界体操競技選手権で獲得した床運動の金メダルも飾られている。
市庁舎での展示は午前8時45分から午後5時15分まで。同課の担当者は「東京五輪に向けて、オリンピック機運が高まってくれれば」と期待感を示した。