
米第7艦隊戦闘部隊司令官の交代式が29日、米海軍横須賀基地(横須賀市)で開かれた。ジョン・アレキサンダー少将が退任し、チャールズ・ウィリアムズ少将が就任した。
新司令官のウィリアムズ少将は、前任はシンガポールに司令部を置く第7艦隊兵站(へいたん)部隊の司令官。2010年7月から12年7月まで第7艦隊参謀長を務め、米軍による東日本大震災の支援活動「トモダチ作戦」に関わった。
式典で、ウィリアムズ少将は「日本に戻って大変うれしく思う」とあいさつ。米艦隊総軍司令部の海上作戦統括部長に就任するアレキサンダー少将は、海上自衛隊との連携などについて触れ、途中「分かち合った思い出は私の財産」と日本語で話した。