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小田原市の「生活保護ジャンパー」問題、夏用ポロシャツも 勤務中に着用

社会 | 神奈川新聞 | 2017年2月4日(土) 02:00

左袖に「SHAT」などの文字が刺しゅうされたポロシャツ
左袖に「SHAT」などの文字が刺しゅうされたポロシャツ

 生活保護業務を担当する小田原市生活支援課の職員が不適切な表現をプリントしたジャンパーを作成、着用していた問題で、同課が袖に「SHAT」(生活・保護・悪を撲滅する・チーム)などと刺しゅうした夏用のポロシャツも作成、勤務中に着用していたことが3日、分かった。今後着用を禁止するとしている。

 ポロシャツの左袖には、「生活保護係」を示すとみられる「Team Hogo」の文字も刺しゅうされている。ジャンパーの左胸にあったローマ字で「保護なめんな」などと書かれたエンムブレムや、背面の「不正受給はカス」といった内容の英文はなく、その理由は不明としている。

 同課によると、ポロシャツはジャンパーを作成した翌年の2008年度に作成。ジャンパーと同様、受給世帯の訪問時など勤務中に着用していた。これまでに、ケースワーカーや非常勤職員を含む計67人が自費で購入したという。

 市はジャンパーの問題発覚後、17日に開いた会見で、ポロシャツの存在には触れなかった。同課は「ジャンパーと比べて、不適切な内容とは思わず、ポロシャツは頭に浮かばなかった」と釈明している。

 
 

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