交通事故現場で負傷者を救護したとして、瀬谷署はこのほど、県立高校(横浜市瀬谷区)バスケットボール部1年の女子生徒4人に感謝状を贈った。
生徒たちは6月16日午後7時半ごろ、同区中央の路上で50代の女性が血を流し倒れているのを発見。大沼瑠菜さん(15)と佐藤あみさん(15)ら4人は通行人と協力し、「大丈夫ですか」と声を掛けるとともに、119番通報したり交通整理したりした。
同署で飯島政則署長から感謝状を受け取った黒崎愛望さん(16)は「自分たちがやるしかないと思った」、高山春美さん(16)は「高校生でも積極的に動けば人を助けられると分かった」と救出劇を振り返った。