相模原市は、産業用ロボットを導入して生産性の向上を図る事業者を支援するため、導入経費の一部を助成する補助金の公募を開始した。1件当たり最大1千万円を補助する。
市は昨年9月、地方創生交付金を利用し、さがみはら産業創造センター(同市緑区西橋本)内に「さがみはらロボット導入支援センター」を開設。市内の中小企業が産業用ロボットを導入する際に手助けする専任のコーディネーターを置き、導入企業を支援する補助金制度を創設した。
昨年度は1件当たりの上限は500万円で、計3件が採択された。
市内に事業所があり、製造、梱包(こんぽう)、仕分けなどの工程で産業用ロボットを導入することにより生産性の向上を図る事業者が対象。補助率は導入経費の2分の1以内だが、中小企業が行う事業は3分の2以内となる。
30日締め切り。問い合わせは、市産業政策課電話042(769)9253。