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「目離したら溺れた」 被告、殺人罪を否定

社会 | 神奈川新聞 | 2016年6月18日(土) 02:00

横浜地裁
横浜地裁

 埼玉県富士見市のマンションで2014年3月、横浜市磯子区の男児=当時(2)=を窒息死させたとして、殺人などの罪に問われたベビーシッターの被告(28)の第4回公判が17日、横浜地裁で開かれた。被告は男児が亡くなった経緯について「入浴中、目を離したら溺れた」と説明し、あらためて殺人罪は成立しないと主張した。

 この日は被告人質問が行われ、事件当日の詳細な状況について被告自身が説明。男児と一緒に入浴し、被告が頭を洗っていると、男児は湯船の中でうつぶせに倒れていたという。男児の死因は「溺死と思う」と訴えた。もしかしたら助かるのではという気持ちから、死後に男児の腹を踏んだり、口や鼻を押さえて顔を揺さぶったりしたという。

 救急車を呼ばなかった理由は、「役所からマンションでの保育を禁じられており、ばれてしまうと思った」と弁明。司法解剖を担当した医師が男児の死因を「窒息死」と証言したことについては、「自分の体験とは違い、よく分からなかった」と述べた。

 検察側は、被告が逮捕当初、「室内にいたもう一人の人物が立ち去った後、男児は裸で亡くなっていた」と虚偽の供述をしたこともただした。被告は、架空の名前を挙げたことは認めたが、供述内容は「よく覚えていない」とだけ答えた。

 閉廷後、審理を見守った男児の母親(24)は「被告の口から真実は出てこないという印象で、大変悔しい」などとコメントを寄せた。

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