横浜市西区の分譲マンション(262戸)で鉄筋の一部が切断されるなどの施工不良が見つかった問題で、マンション管理組合は29日に総会を開き、管理組合として建て替え方針を確認するための決議を提案、可決された。
今後、区分所有法に基づく建て替え決議を実施し、区分所有者の5分の4以上の賛成で建て替えが正式に決まる。事業主の住友不動産と補償の協議も続ける。
同マンションでは29カ所で鉄筋の切断などが明らかになっている。住友不動産は全5棟の建て替えを提案。管理組合が行った住民アンケートでも8割が全棟建て替えに賛成していた。