県内では27日、横浜市で24・2メートルの最大瞬間風速を記録するなど、全域で強風が吹いて転倒事故が相次いだ。
南足柄市和田河原で午前11時10分ごろ、塗装現場の足場(高さ約20メートル)が倒れ、55歳の男性作業員が両脚骨折で3カ月、32歳の男性作業員は背骨などを折り1カ月の重傷を負った。
小田原市久野では午前7時20分ごろ、市道沿いの街路樹の桜の木が3本(高さ7~8メートル)倒れ、隣接する小田原フラワーガーデンのフェンスの一部が破損した。
川崎市では、歩行中と自転車に乗っていた70~90代の女性3人と男性1人が強風にあおられて転倒。2人が骨折した。
午後2時50分ごろ、川崎区渡田4丁目で自転車の80代女性が転倒して左腕を骨折。午後4時30分ごろには、川崎区小田栄2丁目で90代の女性が転び左脚の骨を折った。