
伊勢原市の大山観光電鉄は14日、大山ケーブルカーの施設を公開する親子見学会を開いた。親子連れ14人が参加し、普段は見ることのできない巨大な巻き上げ機や運転台を回り、ケーブルカーの仕組みを学んだ。
市内の小学3年生の男児(8)は「毎年、初詣でケーブルカーに乗っているが、施設内を見るのは初めてで、わくわくした。モーターも大きくてすごかった」と感心していた。
また、同社は昨年10月に新型車両を導入し、リニューアルしたことを記念し、15、22の両日、大山阿夫利(あふり)神社の下社参集殿で記録映像の上映会を行う。車両がヘリコプターで輸送される場面や、レールを入れ替える工事の様子などを紹介する。小型無人機「ドローン」で空撮した車両の走行シーンも登場する。
入場無料。事前申し込み不要で、定員は30人(先着順)。両日とも午前10時と午後2時から約1時間。問い合わせは同社電話0463(95)2135。