県警薬物銃器対策課と戸部署などは9日、医薬品医療機器法違反(指定薬物の輸入)と関税法違反(輸入未遂)の疑いで、東京都品川区大井3丁目、慶応大学病院麻酔科の男性医師(49)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年9月28日、指定薬物の亜硝酸イソプロピルを含む液体危険ドラッグの瓶10本(計約208グラム)を英国から国際郵便で輸入した、としている。
同課によると、同容疑者は「輸入したのは間違いないが、輸入してはいけないものだとは知らなかった」と話し、容疑を一部否認している。横浜税関が同年10月5日、検査で発見した。