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育て「湘南ナース」 藤沢医師会が独自称号

社会 | 神奈川新聞 | 2016年5月3日(火) 02:00

防護服の着脱体験に取り組む新人看護師ら=藤沢市大庭の湘南看護専門学校
防護服の着脱体験に取り組む新人看護師ら=藤沢市大庭の湘南看護専門学校

 湘南東部医療圏(藤沢市、茅ケ崎市、寒川町)で働く新人看護師のための合同研修制度「湘南ナース養成プログラム」が本年度からスタートした。湘南看護専門学校(藤沢市大庭)を運営する藤沢市医師会が、同医療圏の病院と連携して導入した。3年間の研修を修了した看護師には、同医師会が商標登録した「湘南ナース」の称号を授与する全国的にも珍しい取り組みだ。

 同医療圏は慢性的な看護師不足に悩まされ、看護師の養成や定着が長年の課題だった。看護師を供給するため、同校は3年前に3市町の支援を受けて開校。今春に初の卒業生を送り出したのを機に、新人のサポート態勢を手厚くするため同プログラムを始めた。

 看護師の養成は従来、各医療機関が個別に行ってきた。そうした個別の養成は今まで通り続けてもらい、同プログラムでは、やや専門的な分野の研修を合同で進めて技能の向上を図る。過酷な職種のため疲弊しがちな新人看護師をメンタル面でも支えていく。

 「湘南ナース」の称号を得た看護師には、給与や福利厚生面で優遇される制度も今後検討していく。

 4月21日には第1回の研修を同校で開催し、今春に同医療圏の医療機関に就職した看護師46人が参加した。この日の講義は感染症への対処法がテーマで、参加者はベテラン看護師の指導を受けながら防護服の着脱などを体験した。

 この春に同校を卒業し湘南中央病院で働き始めた女性(21)は「病院にいったん出てから、こうした研修を受けると、学生の時とはまた違った意識で臨める。学んだことを仕事に生かしていきたい」と語った。

 同医師会の鈴木紳一郎会長は「地域で看護師を育て、多くの患者さんに『湘南ナースはいいね』と言ってもらえるよう努めていきたい」と意気込みを語った。

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