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不育症治療負担軽減へ 30万円を上限に助成 松田町

社会 | 神奈川新聞 | 2016年4月30日(土) 14:49

 松田町は本年度から、流産や死産を繰り返す「不育症」の治療費助成事業を始めた。治療における費用面での負担を和らげ、少子化対策につなげるのが狙いで、1回の治療期間における治療費につき30万円を上限に助成する。

 厚生労働省研究班によると、不育症の要因として子宮形態や甲状腺の異常などが挙げられるが、原因が明らかでないのが65%程度あるという。要因別に治療方法などは異なり、その費用も異なる。

 事業では、1回の治療期間について30万円を上限額に、治療・検査費の最大2分の1を助成する。1回の治療期間が複数年の場合や、逆に流産するなどして同年度内に2回以上の治療期間が設けられる場合も、年度内の上限額は30万円となる。助成を受けられる期間は申請年度から通算5年度。

 医療機関で不育症と診断された場合が助成対象となり、世帯の所得制限、年齢制限はない。申請日時点で夫婦が1年以上、町内に住民票を有していることなどが条件となる。

 問い合わせは、町子育て健康課電話0465(84)5544。

 
 

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