JR東日本横浜支社は20日、小田原-伊豆急下田間で7月にデビューするリゾート快速列車「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」の車両を、同社国府津車両センター(小田原市)で報道関係者に公開した。女性客を意識し、明るく洗練された雰囲気の観光列車に仕上げた。
公開されたのは、同列車用に全面改造した651系電車。ピンクゴールド色を基調に海風やさざ波、伊豆に咲く桜をデザインした。車窓は景色が満喫できるようサイズを拡大している。
カウンター席やコンパートメント席(半個室)は海側に配され、座席には海や山、夕日の色合いを採用。バーカウンターやラウンジに特化した車両は催事空間としての活用も検討する。「自然豊かな沿線の魅力を盛り込んだ」と同支社。
伊豆クレイルは、7月16日から土休日を中心に1日1往復の運転を予定している。