
5月に三重県で開かれる伊勢志摩サミットを控え、横浜高速鉄道は14日、横浜市中区のみなとみらい線馬車道駅でテロ対策訓練を行った。同社や県警、市消防局など約60人が参加し、有事に備えて連携を確認した。
ホーム上で不審者の男が鉄道利用者を刃物で切りつけたという想定。駅員からの110番通報で駆けつけた加賀町署員が、人質を取った男を取り押さえた。同線全5駅を管轄する斉藤直・みなとみらい駅長は「平穏な生活に慣れきっている中でいい喝をもらった。毎日が想定外という自覚を持って業務に取り組みたい」と話した。