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組み体操、海老名市が指針策定 事故防止に向け県内初

社会 | 神奈川新聞 | 2016年3月26日(土) 02:00

 全国の学校運動会で組み体操の事故が多発している問題で、海老名市は25日までに、現場に安全対策の強化を求める実施指針を初めて策定、公表した。指針は2月の文部科学相の発言を受けて、各教育委員会でも実態を調査、検討しているが、策定されたのは県内で初めて。

 主な対象は、四つんばいの姿勢で積み重なる「ピラミッド」と肩の上に立って塔をつくる「タワー」。見栄えを重視して段数が年々増えて巨大化する傾向も見られ、落下や下敷きによる負傷事故が後を絶たない。

 市教委によると、組み体操は全13小学校で主に6年生が実施、中学校では実施していない。最大段数はピラミッドで6段、タワーで5段の学校もあった。負傷事故は2013年度が4件(うち骨折2件)、14年度6件(同3件)、15年度5件(同2件)。いずれも練習中に起きたが、後遺症などの重症例はないという。

 市教委は組み体操を実施するか否かの判断は各校長によるとの原則は維持した上で、安全最優先を徹底するために8項目からなる指針を策定。児童や保護者から意見を聞いて安全対策を決定・周知、指導教職員への研修、市教委へ計画書の事前提出などを盛り込んだ。

 市教委教育指導課は「5月に運動会を行う学校もあるので、国からの通知を待たずに一定の考えを示した。16年度も引き続き、運動会の演技や種目の在り方について議論していく」などと説明している。

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