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謝礼受領の教員延べ209人 検定中の教科書閲覧問題で県教委

社会 | 神奈川新聞 | 2016年3月15日(火) 02:00

 県教育委員会は14日、検定中の教科書を閲覧して教科書会社から現金を受け取っていた県内小・中学校教員が、延べ209人確認されたと発表した。25人が採択に関与しうる立場にいたが、県教委は聞き取り調査や議事録チェックを行った結果「採択への影響はなかった」としている。同一人物が複数の会議に出席している場合があるため、謝礼を受け取った実人数は174人になる。

 209人全員が現金で受け取っており、支払い名目は謝礼、交通費、車代などさまざまだった。金額の内訳は「2万円程度」37人、「1万円程度」51人、「5千円程度」121人。うち32人は既に返金しているという。

 閲覧し、謝礼を受けた者のうち現在校長職にあるのは31人、副校長・教頭は18人、総括や主幹を含む教諭は計125人だった。

 県教委と政令市の3市教委は今後、さらに詳しく事情を確認した上で、処分を検討する。再発防止策として、教科書制度に関する基礎的事項を説明した教員向けの資料をつくり、配布するとしている。

 教科書会社は県内では262人が検定中教科書を閲覧、うち243人が謝礼として金品を受け取ったと報告しており、文部科学省が調査を依頼。先月に公表された1次集計では閲覧218人、謝礼を受け取ったのは188人となっていた。

 今回の調査結果は最終結果。閲覧が223人、謝礼受け取りは209人。所管外の大学教員のため「調査対象外」が3人、「閲覧の事実なし」が12人、死亡または所在不明で確認が取れない「不明」が24人。「閲覧の事実なし」の中には謝礼(2万円程度)を受けた1人(こちらも返金済み)が含まれていたという。

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