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石巻復興へ若者の力 横浜発「うんめぇもん市」

社会 | 神奈川新聞 | 2016年3月12日(土) 02:00

石巻の特産品を使った弁当などが並ぶ「うんめぇもん市」 =栄区役所
石巻の特産品を使った弁当などが並ぶ「うんめぇもん市」 =栄区役所

 宮城県石巻市の海産物などを販売する「うんめぇもん市」が11日、横浜市栄区役所で開かれた。若者の自立就労支援に取り組むK2インターナショナルグループ(同市磯子区)の主催。石巻の活性化を目指すと同時に、生きづらさを抱えた若者の雇用の場、就労訓練の場でもある。東日本大震災から5年。関係者は、今後も事業を継続させたいと決意を新たにしている。

 K2は震災後、元スタッフの女性が石巻で被災したことを受けて支援活動を開始。現地に拠点も構えた。うんめぇもん市は震災を境に、経営難となった海産物販売店の男性との出会いが始まり。男性を通じて商品を仕入れ、2011年11月に第1回を開催した。横浜市の協力もあり、既に500回を超えたという。

 12年には株式会社うんめぇもん市を設立。特産品だけでなく、K2の飲食業のノウハウを生かし石巻の食材を使った弁当や総菜、デザートも製造・販売する。不登校や引きこもり経験のある若者らが製造や接客といった形で携わっている。

 販売スタッフの高岡慶考(よしたか)さん(35)は約6年のニート経験者。被災しながらも前向きな石巻の人々に触れ、働くことに一歩、踏み出した。今ではリーダー的役割を担う。「お客さんや現地の人に喜んでもらえるのがうれしい」。運営主体、NPO法人ヒューマンフェローシップの岩本真実代表理事は「忘れない、続ける、進化がテーマ。応援してくれる人を増やし、どう続けていくか。これからが勝負」と話している。

 12日はJR根岸駅前、K2ビル1階のにこまる食堂本店でホタテやカキなどを販売。石巻の活動報告も行う。13日は本牧地区センター、14日は横浜市役所で開催。問い合わせは、うんめぇもん市電話045(370)7758。

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