東日本大震災による東京電力福島第1原発事故から間もなく5年。核や原発をテーマにした映画の上映会イベントが3月6日、東京都千代田区の法政大学市ケ谷キャンパスで開かれる。
作品は、ドキュメンタリー映画「ヒバクシャ 世界の終わりに」(2003年)。原爆が投下された広島、湾岸戦争で劣化ウラン弾が大量に落とされたイラク、原子炉と核廃棄物貯蔵施設がある米国ワシントン州に生きる人々の姿が映し出されている。被ばくと原発の問題を追い続ける鎌仲ひとみ監督がカメラを回した。
今年は、チェルノブイリ原発事故から30年目の節目の年でもある。鎌仲監督は「核と被ばくと戦争について考えてほしい」と、自身が手掛けた作品の自主上映会を全国で企画。賛同者を募集している。
イベント当日は、鎌仲監督、映像作家の丹下紘希さん、学生団体「SEALDs」の奥田愛基さんらによるトークイベントもある。
午後1~5時。参加費は大人2千円(前売り1500円)、大学生千円。問い合わせは配給会社のぶんぶんフィルムズ上映部・電子メール(nowarknownukes0306@gmail.com)。