駐屯地内の自室で覚せい剤を所持したとして、川崎署は23日、覚せい剤取締法違反(所持・譲渡)の疑いで、陸上自衛隊福島駐屯地所属の3等陸曹の男(30)=福島市=を逮捕した。
逮捕容疑は、同駐屯地内の自室で同日、覚せい剤2袋(約3グラム)を所持していた。また昨年12月22日、横浜市鶴見区内のホテルで川崎市川崎区の無職女性(32)に覚せい剤1袋(約0・4グラム)を譲り渡した、としている。
同署によると、女性の所持品検査で覚せい剤が見つかり、携帯電話のやりとりなどから同容疑者が浮上した。女性は同法違反(所持・使用)で有罪判決を受けており、同署は中西容疑者に対する使用容疑でも調べる方針。同容疑者は容疑を認めている。