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大磯観光に新拠点 “港版・道の駅”県内初開設へ

社会 | 神奈川新聞 | 2016年2月10日(水) 02:00

 大磯町は9日、港を拠点ににぎわいを創出する「みなとオアシス」を大磯港(同町大磯)に整備する方針を明らかにした。新設する地場産品の直売所やレストラン、住民らの交流広場などを核に、再建中の旧吉田茂邸(西小磯、国府本郷)などへの回遊性を高めて地域内の観光資源の活用を図る。圏央道開通による北関東からの観光客誘致を念頭に、県内初の“港版・道の駅”として2019年のオープンを目指す。

 16年度当初予算案に事業の調査費約600万円を計上した。みなとオアシスは国土交通省が認定する事業で、昨年12月現在で全国に86カ所整備されている。関東は茨城県大洗町、千葉県木更津、館山市の3カ所で、神奈川県内ではマリンレジャーの拠点「海の駅」はあるもののオアシスはなかった。大磯港の指定管理者である町は県などと連携して計画を進め、17年にも認定申請する方針だ。

 16年度は拠点施設を整備する範囲などを調査し、日本の海水浴発祥の地といわれる大磯海水浴場やアオバトの集団飛来地として知られる照ケ崎海岸といった周辺スポットを含めることも検討する。同港にある町漁業協同組合の建物は老朽化しており、建て替えも視野に整備計画をまとめる。

 また、町は「県内第4の観光の核づくり」の一環で自転車による観光振興を進めており、拠点整備と合わせて西湘バイパスに沿って港から旧吉田邸近くまで延びるサイクリングロード「太平洋岸自転車道」の活用も進める考え。

 港内の町営プールには温水シャワー設備があるほか、自転車の貸し出しも実施しており、町は「町内は昔ながらの細い道が多いので、港から自転車や徒歩で周遊し、邸園文化を楽しんでもらえるようにしたい」と、将来像を描いている。

 大磯港では月1回、町内外から約4千人が訪れる朝市イベント「大磯市」が開かれ、相模湾にせり出した西防波堤は富士山の眺望や釣りが楽しめる人気スポットになっている。約350台が駐車できる県営駐車場もあり、地域活性化に向けた潜在力を備えている。 

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