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戦争の爪跡、身近にも 三浦で児童が遺構見学

社会 | 神奈川新聞 | 2017年1月18日(水) 02:00

畑に囲まれた場所に残る砲台跡を見学する子どもたち=三浦市南下浦町松輪
畑に囲まれた場所に残る砲台跡を見学する子どもたち=三浦市南下浦町松輪

 三浦市内に残る戦争の爪跡を知ってもらおうと、子ども向けの見学会が17日、剱ケ崎(つるぎがさき)砲台跡(同市南下浦町松輪)などで行われた。市立旭小学校の6年生18人が参加し、戦争遺構について学んだ。

 剱ケ崎砲台は「東京湾要塞(ようさい)」の一つとして1920年代に湾を見下ろせる台地に築かれ、現在は畑の中に砲台跡などが残っている。

 みうら観光ボランティアガイド協会の田中健介会長(79)に案内され、子どもたちは砲台跡や、夜間に敵艦を探知する探照灯を格納していた施設跡などを見て回った。児童は「畑の中に戦争の遺構があるとは思わなかった。地域の歴史に興味を持つことができた」と話していた。

 県立城ケ島公園(同市三崎町城ケ島)も訪れ、島内に残る砲台跡や砲弾などを保管していた地下施設を見学した。

 
 

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