
三浦市内の中学生、高校生と青少年指導員の懇談会が6日、同市南下浦町上宮田の南下浦市民センターで開かれた。市青少年指導員連絡協議会と市教育委員会が、生徒の興味や不安などを聞き、今後の活動に役立てようと企画。市内の中学校と高校の計5校から16人が参加した。
参加者は3班に分かれ、地域の活性化についての考えや、スマートフォンの利用状況などについて意見交換し、最後に全体会で発表した。
活性化をテーマに話し合ったグループでは、男子中学生が「観光客が来たくなるような有名なものがほしい」と発言。女子高校生は「関係者同士のコミュニケーションが取れないから、活性化につながっていないのかな」と思いを語った。
スマホや携帯電話について、女子高校生は「財布よりも、忘れてはいけない大事なもの」と現状を紹介。「授業中にスマホを見ている人がいたり、悪口などの情報がすぐに拡散したりする。便利だけれども、もう一度使い方を考えた方がいい」などと考えを述べていた。