神奈川県が開発を支援しているロボットを集めた「さがみロボット産業特区ロボット展」が16日、相模原市南区のユニコムプラザさがみはらで開かれる。介護や医療、見守り、災害対応といった分野から34種類のロボットを展示。一部は実際に使用できたり、開発企業の担当者から説明を受けたりすることができる。
県は県内10市2町を対象エリアとする「さがみロボット産業特区」を中心に、生活支援ロボットの実用化を支援している。展示されるのは、県の実証実験支援事業や重点プロジェクトに採択されたロボットで、介護予防活動をサポートする人工知能搭載のコミュニケーションロボットや、箱根山・大涌谷周辺に再投入するドローンなど。企業が開発状況などを紹介する口頭発表も7件行われる。
黒岩祐治知事は「特区で支援しているロボットが一堂に会する貴重な機会なので多くの人に来てほしい」と呼びかけている。同特区協議会の主催。午前10時~午後4時半。