川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、市立中学1年の男子生徒=当時(13)=が殺害された事件で、殺人と傷害の罪に問われたリーダー格の無職少年A(19)の裁判員裁判が2日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で始まった。
検察側は同日午後の証拠調べで、「少年Aが『最後は少年Cがやった』と言いました。私は少年Cが男子生徒を殺してしまったのだと思いました」とする共犯少年Bの供述を読み上げた。
主なやりとりは次の通り。
検察側-証拠調べ
少年Bの供述
2月20日の夜、私と被告人(少年A)と少年Cは味の素の工場のところから土手の方へ行きました。
私は少年Aから「自転車を隠しにどこかへ行ってくれ」と言われたので、