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今、なぜイクボス?(上) 男性の働き方改革を

社会 | 神奈川新聞 | 2016年2月2日(火) 09:30

イクボスについて講演する安藤さん =昨年11月、横浜市内
イクボスについて講演する安藤さん =昨年11月、横浜市内

 育児に積極的な男性「イクメン」に続き、「イクボス」なる言葉が浸透しつつある。イクボスとは、部下のワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアを応援しながら、組織として結果を出すことのできる上司を言う。普及に努めるNPO法人や中小企業トップの活動を通じて、「今、なぜ、イクボスなのか」を探った。

 「イクボスは、育児をしているボスの意味ではありません。育児や介護など、さまざまな事情を抱えながら働く人が増えている中、今までのような長時間労働で成果を出すのではなく、今の時代に合ったマネジメントができる人を指すのです」

 昨年11月下旬、企業の経営者や管理職、人事労務担当者らを対象に横浜で開かれた「女性活躍推進セミナー」(県主催)。ファザーリング・ジャパン(東京)の安藤哲也代表理事(53)はさらに、こう続けた。「『イク』は部下を育てる、組織を育てる、社会を育てるの『育』。管理職が変われば日本の企業が変わっていく」

父親を“救済”


 大学卒業後は、出版やIT関連の企業で働いていた安藤さん。共働き世帯で、現在、18、15、7歳の3人の子どもの父親でもある。2014年3月から「イクボスプロジェクト」を展開、セミナーや講演などで全国各地を飛び回る。

 活動の原点は、自身の体験にある。

 今から15年ほど前。世の中にまだ「イクメン」という言葉すらなかった時代、東京・六本木ヒルズの中にあった会社で、部長職だった安藤さんは、保育園へ子どもを迎えに行くため、週2日は定時に帰宅すると決めた。

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