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休庁日も職員参集 23日に座間で防災訓練

社会 | 神奈川新聞 | 2016年1月19日(火) 02:00

 「安全行動1、2、3」の語呂合わせで毎年1月23日に座間市内で一斉に取り組まれている防災訓練(シェイクアウト)に、今年は市の一般職員の7割が参加する。当日は土曜で一部を除いて休庁日に当たるが、休みの市職員が自宅から市役所や避難所に参集する。

 シェイクアウトは今年で4回目。初めて休日に当たるが、「災害は土・日曜も関係ない。より実践的な訓練ができる」(遠藤三紀夫市長)と日取りを逆手に取った。

 訓練は午前11時に最大震度6弱の東海・南海トラフ連動地震が発生した-との想定。参加者はその場で1分間、一斉に身を守る行動を取る。

 例年のこの訓練に、今年は市の防災計画に基づく被災対応が盛り込まれた。

 一般職員487人と、市立小中学校の教職員約500人が参加。警戒宣言の発令を受けた市職員は交通の混乱を想定し、できるだけ徒歩や自転車で集まる。到着順に広報車による訓練の周知や市内の被害確認を始め、小田急線の運休に伴う帰宅困難者の避難所への誘導と炊き出しも予定している。

 災害時の相互応援協定を結ぶ秋田県大仙市も現地で災害対策本部を設置し、両市長が被災状況を衛星電話で確認し合う。遠藤市長は「シナリオのない訓練で、課題をあぶりだしたい」と話す。

 シェイクアウトには人口の4割弱に当たる約5万人が既に参加を登録し、市は22日まで受け付けている。問い合わせは、市安全防災課電話046(252)7395。

 
 

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