横浜市港北区の介護付き有料老人ホームに入居していた妻(93)が夫(93)に首を絞められ死亡した事件で、殺人の疑いで現行犯逮捕された無職の夫が、「金銭的に将来を悲観して首を絞めた」と動機を供述していることが13日、分かった。港北署は事件に至った経緯を詳しく調べている。
同署は同日、司法解剖の結果、妻の死因は首を圧迫されたことによる窒息死だったと発表した。
同署によると、2人は昨年12月22日にそろってホームへ入居し、同じ部屋を利用。同容疑者は今月10日午前7時40分ごろから同8時50分ごろまでの間、妻の首を絞めるなどして殺害した、としている。